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施工事例

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2026年1月13日

R33 GT-R|研磨+セラミックコーティング窓ガラス撥水施工+PPF【東京都八王子市Nさま】

今回ご入庫いただいたのは、NISSAN SKYLINE GT-R R33。

以前、別のお車をE.C.D GARAGEで施工させていただいたオーナー様から、2台目のご依頼としてお預かりしました。

登録から約30年が経過したR33 GT-Rです。

年数を重ねた車両ではありますが、大切に維持されてきたことが分かる一台で、シルバーのボディも全体として良好な状態を保っていました。

ただし、30年間の使用によって、

  • スケール

  • 鉄粉

  • 油脂汚れ

  • 細部に蓄積した汚れ

  • 細かなスクラッチ

  • 塗装表面のくすみ

などは少しずつ蓄積していました。

特に全ウィンドウのウロコは経年による固着が非常に強く、下地処理だけで丸一日を要する状態でした。

今回はオーナー様と仕上がりについて綿密にヒアリングを行い、実際の塗装状態も確認した結果、強い研磨を行わなくても軽研磨で十分に美観を引き出せると判断。

DEEP WASHで通常洗車では落とせない汚染物をリセットしたうえで軽研磨を行い、PREMIUMセラミックコーティングを施工しました。

さらに全ウィンドウの油膜・ウロコ除去と専用セラミックコーティング、ヘッドライトにはPPFを施工しています。

施工内容

  • PREMIUM|CERAMIC COATING※タップすると施工内容の詳細をご覧いただけます

  • 軽研磨

  • 全ウィンドウ 油膜&ウロコ除去

  • 全ウィンドウ 専用セラミックコーティング

30年前のGT-Rでも「年式」で研磨量は決めない

R33 GT-Rのように30年前後が経過した車両を見ると、

「古い車だからしっかり磨いた方がいい」

と思われるかもしれません。

しかしE.C.D GARAGEでは、年式だけを理由に研磨量を増やすことはありません。

重要なのは、

その車両に今どの程度のダメージがあるのか。

オーナー様がどこまでの仕上がりを求めているのか。

その仕上がりを実現するために、本当にどこまで研磨する必要があるのか。

ということです。

今回も、オーナー様と仕上がりについて綿密にヒアリングしたうえで、実車を専用照明下で確認しました。

その結果、大きく塗膜を削る必要はなく、軽研磨でも十分に全体の質感と艶を引き出せると判断しています。

希少車だからこそ「どこまで磨かないか」も重要

研磨は、塗装表面を削る施工です。

傷やくすみを改善し、塗装本来の艶を引き出すことができますが、一度削った塗膜を元に戻すことはできません。

特にR33 GT-Rのように年数を重ね、今後さらに希少性が高まっていく車両では、単純に「傷を全部消せばいい」とは考えていません。

深い傷を完全に消そうとすれば、それだけ塗膜を削る必要があります。

それよりも今回重視したのは、

現在残っている塗装をできるだけ活かしながら、車両全体をきれいに見せること。

です。

軽研磨で十分な改善が見込めるのであれば、それ以上削る必要はありません。

施工内容を増やすことよりも、その車両に必要な工程だけを選ぶことを優先しています。

研磨の前にDEEP WASHで30年分の汚染物をリセット

研磨に入る前には、ボディ全体へDEEP WASHを行っています。

E.C.D GARAGEのDEEP WASHで除去するのは、

スケール・鉄粉・油脂汚れ

の3種類です。

これらは通常のシャンプー洗車では除去できません。

洗車を定期的に行っている車両であっても、年月とともに少しずつ蓄積していきます。

今回のような経年車では、まずこうした汚染物を取り除いてからでなければ、本来の塗装状態を正しく確認できません。

ケミカルで落とせるものを、研磨で削らない

DEEP WASHを研磨前に行う理由の一つが、

ケミカルで除去できる汚れを、研磨で削り落とさないため

です。

スケール・鉄粉・油脂汚れはそれぞれ性質が違います。

そのため、それぞれに適したケミカルを使い分けながら除去します。

まずケミカルで落とせるものを取り除く。

その後に残ったスクラッチや塗装ダメージを確認する。

この順番にすることで、必要以上の研磨を避けることができます。

今回のR33 GT-Rでも、DEEP WASHによって表面の汚染物を除去したあと、改めて塗装状態を確認したうえで軽研磨へ進んでいます。

エンブレムやパネルの隙間までリセット

経年車では、ボディの平面部分だけではなく細部に汚れが蓄積しています。

特に、

エンブレム周辺。

モール周辺。

パネルの隙間。

バンパー周辺。

などは、通常の洗車だけでは完全に汚れを除去しにくい部分です。

こうした細部に古い汚れが残っていると、ボディ全体を磨いても車両全体の印象が締まりません。

コーティング前の下地処理では、単純にボディ表面だけをきれいにするのではなく、車両全体を見ながら細部まで整えていきます。

軽研磨で30年経過した塗装の質感を整える

DEEP WASH後は、ボディ全体へ軽研磨を行いました。

長年の使用で入った細かなスクラッチや表面の乱れを整え、光の反射を均一に近づけていきます。

研磨で重要なのは、傷を全部消すことではありません。

今回のR33 GT-Rでは、

軽研磨でどこまできれいになるのか

を事前に判断し、その範囲で最大限仕上げることを優先しました。

必要以上の研磨を行わなくても、表面の乱れを整えるだけでシルバーボディの映り込みや艶感は大きく変わります。

コーティングは研磨で整えた塗装を守るために施工する

研磨が完了したあとは、研磨剤などの残留成分を適切に脱脂します。

見た目がきれいになったから、そのままコーティングを塗るわけではありません。

研磨剤由来の油分などが残っていると、コーティングの濡れ方や被膜の均一性、定着状態へ影響する可能性があります。

そのため、

DEEP WASH
↓
軽研磨
↓
脱脂
↓
最終確認
↓
セラミックコーティング

という順番で施工します。

今回はPREMIUM|CERAMIC COATINGを施工しました。

コーティングは傷を隠すためのものではありません。

研磨で整えた塗装面を保護し、防汚性・滑水性・日常のメンテナンス性を高めるためのものです。

最も時間がかかったのは全ウィンドウのウロコ除去

今回の施工で特に時間を要したのが、ボディ研磨ではなく全ウィンドウのウロコ除去でした。

約30年経過した車両ということもあり、ガラスには長年のウロコが強く固着していました。

状態はかなり重く、ガラスの下地処理だけで丸一日を要しています。

これは今回の車両で実際にかかった施工時間です。

ガラスのウロコは、表面に白く付着して見えるだけの軽度なものから、長期間の固着によって非常に除去しにくくなっているものまで状態がさまざまです。

年式が古いから一律に時間がかかるわけではありませんが、今回のR33 GT-Rでは長年の蓄積が強く、簡単な作業では除去できない状態でした。

ガラスコーティングも下地処理が重要

ウィンドウへ新しい撥水剤やコーティングを塗れば、既存のウロコが消えるわけではありません。

ウロコや油膜が残ったまま上から施工しても、ガラス表面そのものが整っていないため、本来の性能を発揮しにくくなります。

そのため今回は、

油膜除去。

ウロコ除去。

ガラス表面の確認。

専用セラミックコーティング施工。

という順番で全ウィンドウを仕上げています。

ボディでもガラスでも考え方は同じです。

何を施工するかより前に、何の上へ施工するのかを整える。

これがコーティング施工では重要です。

ヘッドライトにはPPFを施工

今回のR33 GT-Rでは、ヘッドライトへPPFも施工しました。

PPFは、コーティングとは異なり、厚みのあるフィルムによって施工面を物理的に保護します。

ヘッドライトは車両前方にあるため、

飛び石。

走行中の細かな飛来物。

洗車や拭き取りによる軽微なスクラッチ。

などの影響を受けやすい部分です。

特に年数を重ねた車両では、交換部品の入手性まで考えると、現在残っているパーツを保護するという考え方も重要になります。

PPFを施工することで、外部からの物理的なダメージをフィルム側で受けることができます。

セラミックコーティングとPPFは役割が違う

今回の施工では、ボディにはセラミックコーティング、ヘッドライトにはPPFを使用しています。

この2つは同じ「保護」でも役割が異なります。

セラミックコーティングは、

  • 防汚性

  • 滑水性

  • 艶

  • 耐薬品性

  • メンテナンス性

など、表面性能を高めるための施工です。

一方のPPFは、フィルムによって飛び石や軽微な擦り傷などから物理的に守る施工です。

コーティングは表面性能を高める。
PPFは物理的なダメージから守る。

車両や施工箇所によって、この2つを使い分けます。

「30年前の車だから大掛かりに施工する」が正解ではない

今回のR33 GT-Rは、大きなダメージを修復するために入庫した車両ではありません。

年数相応の汚染物や細かなスクラッチはありましたが、オーナー様と仕上がりについて話し合い、実際の塗装状態を確認すると、軽研磨でも十分にきれいになる状態でした。

そのため、

DEEP WASHでスケール・鉄粉・油脂汚れを除去
→ 軽研磨で塗装表面を整える
→ PREMIUMセラミックコーティングで保護
→ 全ウィンドウの重度ウロコ・油膜を除去
→ ガラス専用セラミックコーティング
→ ヘッドライトへPPF

という施工内容を組み立てています。

大掛かりな施工をすることが高品質なのではありません。

必要な施工を正しく選ぶことが重要です。

オーナー様とのヒアリングも施工工程の一つ

研磨メニューを決めるとき、車の状態だけですべてを決めるわけではありません。

傷をできる限り消したいのか。

全体的にきれいになれば十分なのか。

オリジナルの状態をできるだけ残したいのか。

今後どのように乗っていくのか。

オーナー様によって求める仕上がりは異なります。

今回のR33 GT-Rでも、オーナー様と綿密にヒアリングした結果、軽研磨で十分な仕上がりを作れると判断しました。

同じ車両状態でも、オーナー様が何を求めるかによって最適な施工内容は変わります。

E.C.D GARAGEでは、施工メニューありきではなく、車両状態とオーナー様の希望の両方を確認して工程を組み立てています。

東京・八王子から2台目のご依頼

今回のオーナー様は、以前にも別のお車をE.C.D GARAGEへご依頼いただいています。

今回は2台目として、東京都八王子市からR33 GT-Rをお任せいただきました。

E.C.D GARAGEは横浜市にあるコーティング・研磨・PPF専門店ですが、横浜市内だけでなく、東京都や神奈川県内各地からも施工をご依頼いただいています。

希少車や経年車についても、年式だけで施工内容を決めるのではなく、実車を確認し、必要な施工をご提案しています。

施工工程はYouTubeでも公開しています

今回のR33 GT-Rについては、実際の施工工程をYouTubeでも公開しています。

完成写真だけでは分かりにくい、

DEEP WASH。

細部洗浄。

研磨。

ガラスの下地処理。

コーティング施工。

といった工程もご覧いただけます。

今回のR33 GT-Rの施工動画を見る

コーティングや研磨は、完成後には見えなくなる工程が大半です。

だからこそE.C.D GARAGEでは、どのような環境で、どのような工程を行っているのかをできる限り公開しています。

30年経過した車だからこそ、今ある状態を大切にする

今回のR33 GT-Rは、約30年という時間を重ねた一台です。

だからといって、新車のように作り直すことを目標にはしていません。

まずスケール・鉄粉・油脂汚れを取り除く。

必要な範囲だけ研磨する。

残っている塗装を活かす。

ガラスも時間をかけて下地からリセットする。

傷が入りやすいヘッドライトはPPFで物理的に守る。

そして、整えた状態をセラミックコーティングで保護する。

古いから大きく手を入れるのではなく、その車に今必要なことだけを行う。

今回のR33 GT-Rは、E.C.D GARAGEが考える経年車・希少車への施工方法がよく表れた一台です。

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