
今回ご入庫いただいたのは、TOYOTA 60系プリウス。
こちらのお車は、約1年前に新車でE.C.D GARAGEへご入庫いただき、セラミックコーティングを施工させていただいた車両です。
その後、事故に遭われ、一部パネルに鈑金・塗装修理が行われた状態で再入庫となりました。
事故修理では、パネル自体がきれいに直っていても、新たに塗装された部分と既存の純正塗装では、塗装表面の肌質や質感が微妙に異なることがあります。
今回は施工ブースの照明下で修理箇所と周囲のパネルを確認し、その質感の差を整えるために肌調整研磨が必要と判断しました。
必要以上に塗装を削るのではなく、周囲とのバランスを確認しながら必要最小限の研磨を行い、その後セラミックコーティングを再施工しています。
また、フロントガラス・パノラマルーフの下地処理と専用セラミックコーティング、ホイール両面への専用セラミックコーティングも施工しました。
今回は保険対応となり、施工内容について保険会社とのやり取りもE.C.D GARAGEで対応。
今回のケースでは、オーナー様の費用負担なく施工することができました。
肌調整研磨
フロントガラス&パノラマルーフ 油膜&ウロコ除去
フロントガラス&パノラマルーフ 専用セラミックコーティング
ホイール両面専用セラミックコーティング
こちらの60系プリウスは、約1年前に新車の状態で当店へご入庫いただき、セラミックコーティングを施工しています。
今回は通常のメンテナンスではなく、事故による鈑金修理後の再施工です。
事故で再塗装されたパネルは、それまで施工されていたコーティング被膜が失われているため、修理後は改めて下地を整え、コーティングを再施工する必要があります。
ただし、単純に修理されたパネルへコーティングを塗り直せば終わりというわけではありません。
今回は、鈑金塗装後の塗装の肌質にも違いが確認できました。
自動車の塗装表面は、完全に平らな鏡面ではありません。
表面には細かな凹凸があり、その凹凸によって光の反射の仕方や艶感、質感が変わります。
一般的に「塗装肌」と呼ばれる部分です。
鈑金修理で再塗装されたパネルは、塗装そのものがきれいに仕上がっていても、純正塗装や隣接する既存パネルと肌質が完全に同じになるとは限りません。
通常の屋外環境では違和感が少なくても、照明を変えたり、光の反射を細かく確認すると、パネルごとの質感の差が見えることがあります。
今回も修理されたパネルと周囲の状態を確認した結果、そのままコーティングを再施工するのではなく、先に肌を整えた方が車両全体として自然な仕上がりになると判断しました。
今回の研磨は、単純にスクラッチ傷を消すためのものではありません。
目的は、鈑金修理によって生じた塗装表面の質感を整え、既存パネルとの違和感をできるだけ少なくすることです。
研磨は、行えば行うほど良いというものではありません。
研磨を行えば、その分だけ塗膜を削ります。
そのため、必要以上に削るのではなく、実際の塗装状態と周囲のパネルとのバランスを確認しながら、必要な範囲で肌を整えることが重要です。
今回も、塗装を追い込みすぎるのではなく、周囲との質感を揃えることを優先し、必要最小限の研磨にとどめています。
鈑金修理後の車両を施工するときは、再塗装されているという事実自体が重要です。
新車時から残っている純正塗装と、後から補修された塗装では、塗装条件や膜厚、硬さ、仕上がりが同じとは限りません。
そのため、
「この車種だからこの研磨」
と一律に決めることはできません。
事故修理後の車両では、
どのパネルが修理されているか
再塗装されている範囲
現在の塗装状態
周囲との肌の違い
必要な研磨量
を確認しながら施工内容を決める必要があります。
E.C.D GARAGEでは、修理歴がある車両だからこそ、決められた工程をそのまま当てはめるのではなく、実車の状態を見ながら工程を組み立てています。
肌調整研磨によって塗装表面を整えたあとは、研磨剤などの残留成分を除去するために脱脂を行い、コーティングを施工できる下地を作ります。
そのうえで、今回はPREMIUM|CERAMIC COATINGを施工しました。
事故修理後の再施工では、単に「修理されたパネルにコーティングを戻す」だけではなく、完成後に車両全体として違和感がない状態に整えることが重要です。
E.C.D GARAGEでは、
塗装状態の確認
↓
必要な肌調整研磨
↓
脱脂
↓
セラミックコーティング施工
↓
複数の照明で最終確認
という流れで仕上げています。
事故修理では、どうしても修理されたパネルだけに目が向きがちです。
しかし、車は一枚のパネルだけで見られるものではありません。
修理された部分だけ艶感や質感が変われば、隣接するパネルとの違いが目立つことがあります。
そのためE.C.D GARAGEでは、修理箇所単体ではなく、車両全体で見たときの仕上がりを確認しながら施工します。
今回も、鈑金修理後のパネルだけを見るのではなく、周囲との塗装肌や質感の差を確認したうえで肌調整を行いました。
今回はボディだけでなく、フロントガラスとパノラマルーフも施工しています。
ガラス表面には、日常使用の中で油膜やウロコが付着します。
こうした汚れが残った状態で新しいコーティングを上から施工しても、下地が整っていなければ本来の性能を発揮しにくくなります。
そのため、まず油膜・ウロコを除去してガラス表面をリセット。
そのうえで専用のセラミックコーティングを再施工しています。
ボディコーティングと同じく、ガラスも上から重ねればいいのではなく、施工前の下地を整えることが重要です。
特にパノラマルーフは上面にあるため、水分が残りやすく、ウロコが蓄積しやすい場所です。
普段の目線からは状態を確認しにくいため、施工時に細かく確認する必要があります。
ホイールには、表面だけでなく裏面まで専用セラミックコーティングを施工しました。
ホイールは、
ブレーキダスト
鉄粉
油脂汚れ
路面から巻き上げる汚れ
など、ボディ以上に厳しい環境にさらされる部分です。
特にホイールの内側は日常洗車では手が入りにくく、汚れが蓄積しやすくなります。
そのため、ホイールを施工できる状態であれば両面を保護しておくことで、その後の洗浄やメンテナンスを行いやすい状態にできます。
事故によってコーティング施工車を修理した場合、鈑金・塗装が終われば事故前と同じ状態へ完全に戻った、とは限りません。
修理後には、
既存コーティングが失われている
再塗装されたパネルと既存パネルで塗装肌が異なる
修理後の塗装状態に合わせた下地処理が必要
ガラスやホイールなどにも再施工が必要になる場合がある
車両全体として仕上がりを確認する必要がある
といった点があります。
今回も、単純に修理された部分へコーティングを再施工するのではなく、塗装状態を確認し、必要な肌調整を行ったうえで施工しました。
事故前にどのような施工をしていたかを把握していることも、元の状態へ適切に戻すためには重要です。
E.C.D GARAGEで施工いただいた車両については、施工証明書をデータで管理しています。
そのため、事故や鈑金修理が発生した場合でも、
「以前どのコーティングを施工していたのか」
「どのような施工内容だったのか」
を確認できます。
保険会社へ施工内容を説明する際にも、過去の施工情報をもとに対応することができます。
事故から時間が経っていても、当店で施工した車両であれば施工履歴を確認できるため、まずはご相談ください。
今回の施工は保険対応で行っています。
事故後のコーティング再施工では、
「コーティングも保険の対象になるのか」
「どこまで再施工できるのか」
「以前施工していた内容をどう証明するのか」
など、オーナー様だけでは判断しにくいことがあります。
E.C.D GARAGEでは、過去の施工証明書や施工履歴をもとに、必要な施工内容を整理し、保険会社とのやり取りにも対応しています。
今回のケースでは必要な施工内容が認められ、費用は全額保険会社負担となり、オーナー様のご負担なく施工することができました。
ただし、事故状況や保険契約内容、補償範囲、保険会社の判断などによって、必ずすべての費用が補償されるとは限りません。
事故や鈑金修理が発生した場合は、修理や再施工を進める前の段階からご相談いただくことで、よりスムーズに対応しやすくなります。
E.C.D GARAGEでは、新車時にコーティングを施工して終わりとは考えていません。
日常の洗車。
定期的なメンテナンス。
事故。
鈑金修理。
パネル交換。
こうしたことが起きたときに、現在の状態を確認し、その時点で必要な施工を判断することも専門店の役割だと考えています。
今回の60系プリウスでは、
事故修理後の塗装状態を確認
→ 周囲との質感差を判断
→ 必要最小限の肌調整研磨
→ PREMIUMセラミックコーティング再施工
→ フロントガラス・パノラマルーフ再施工
→ ホイール両面セラミックコーティング
まで行いました。
画像がなくても、今回の施工で重要なのは「どれだけ作業したか」ではなく、事故修理後の塗装をどう見て、なぜ肌調整が必要だと判断し、どこまで施工を戻す必要があると考えたかです。
同じ60系プリウス、同じコーティングを施工していた車両でも、事故の内容や修理範囲、再塗装の状態によって必要な工程は異なります。
E.C.D GARAGEでは、決められた作業をそのまま当てはめるのではなく、修理後の実際の状態を確認したうえで、一台ごとに必要な施工を設計します。
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